RO69JACK 10/11

034 性的グリッサンド
半端じゃなく やんちゃな奴ら 三羽ガラス

○活動拠点:兵庫県

○編成:3人
(MC1名、ベース1名、バリトンギター1名)

○プロフィール
2006年8月結成

「やんちゃで真摯なアティトゥード。
いつも心にロックの二文字。
アウトプットは常にPOP!

私達性的グリッサンドは、元は別のバンドで
それぞれベースを弾いていた三人が集まって
結成したバンドです。

私たちは昨年、初の自主制作アルバム
「脅威のトムとトリプル嬢」を発表致しました。
今後はライブ活動に重点を置きつつ、
楽曲製作を続けていきたいと思っております。」

○ホームページ
http://music.geocities.jp/seitekigliss/




 


※この動画の公開期限は終了しました。


性的グリッサンドからのメッセージ

ピロハル 第十五話「阿羅漢人生相談」

その朝も冬だった。

一昨日、昨日と連続してで冬であった事実から鑑み、「もしかしたら」と、それなりの覚悟を携えて本朝を迎えたつもりであった。あったのだが、いざ実際、眼前に完膚なきまでの圧倒的冬を突きつけられるや、想像を遥かに越えた狼狽を隠せない自分に気づく。しかし。冬を冬たらしめるものとはこれ一体何ぞ。気象学的に冬とされている12月、1月、2月は当然のこと、11月、10月も寒いし、9月から寒い場合もある。3月はまだまだ寒く、4月、下手をすれば5月、6月もまだ肌寒いこともあり、一年はほとんど寒い。迷悟一如。冬は規定するものではないのかもしれない。

「大方の予想に違わず、冬だね」

娘が言った。今年で7歳になる。初等学校の入学の祝いに買ってやったランドセルは、少しずつ退色してきている。日々は移ろい、絶えぬ代謝が続く。千里同風とは言い難い現代社会日本列島で、私は一つ思う。

私に娘などいない。

さっきの小娘は誰だ。不法侵入者か。ふざけやがって。排除せねば。私はすぐさまエレクトリックギターを掴み取り、アンプリファイヤーに繋ぎ留め、ディストーションの波間に習わぬ経を絶叫した。すると、隣家の猫がヘッドバンギングをし始め、それを認めた私は溢れる涙を止められなかった。何の接点も無かった誰かが、自分の表現物を支持してくれた。そのことにいたく感激したのである。嬉しかった。ありがとう。